求人内容は事実と異なる情報が記載されていることがあります
求人内容が事実と100%同じと言うことはまず無いと思います。
私は今の職場に5年前に転職してきましたが、やはり求人内容と異なる部分はありました。
私自身は求人内容と異なることに対しての不満はありませんが、職場内では、『求人内容と違う!だまされた!』と言う人もいます。
私が転職した際に自分の理想とする条件が本当に正しいのかを判断したポイントや、最終的に今の勤務先を選んだ基準について紹介します。
何が本当で、何が偽りなのかを判断して転職後に後悔しないようにしましょう。
勤務時間
勤務時間については、求人票に記載されている内容と、実際の勤務時間で違いがあることは結構あります。
土日休みになっているのに毎週休日出勤があったり、残業時間が求人票の倍以上だったりということが非常に多いです。
残業が求人に記載されていた時間よりも長いというだけなら許容できますが、サービス残業が当たり前のような職場には絶対転職したくありませんよね。
自分が譲れない点を最低条件として、求人を絞り込み、実際に応募する前に求人情報が正しいかを確認する必要があります。
理想とする勤務時間
8時頃から20時ごろで、たまに定時で帰れると言うのが理想でした。
前職では定時であがったことなんて無かったのでたまには定時で帰れるくらいの余裕のある企業で働きたいと思っていました。
しかし、毎日定時では残業代がゼロになります。
それでは金銭的に厳しいので、多少は残業があったほうが理想的だと考えていました。
サービス残業はもう二度とやりたくないと思っていたので、ある程度の規模のある会社に転職先を絞っていました。
勤務時間の調査方法
就業時間は、求人票に書いてありますが前職の経験から必ずその通りなのかは、求人票だけでは判断できないと考えていました。
見に行ける企業であれば、会社の人の出入りを見ることでどういった勤務状況なのか実態を見ることが出来ます。
あきらかに毎日の帰宅時間が遅い、休日出勤が異常に多いと言う場合はサービス残業が当たり前になってると思ったほうが良いでしょう。
転職前には必ず転職先の企業を見に行ってどの様な勤務時間で働いているか見るべきです。
勤務時間調査の反省
実際に転職した先は交代勤務なので、駐車場に車があるか見に行っても常に車があったので、残業時間については調査出来ませんでした。
休日出勤に対しては、駐車場を見に行くことでどれくらい出勤しているか調べることが出来ました。
勤務体制も本来は日勤のみがよかったのですが、前職のように日勤のみだと、仕事が終わらないと帰れないのではないかと思い交代勤務を選びました。
交代勤務ならば、仕事が終わらなくても引き継ぐことが出来るので残業時間が極端に長いことが無いと思ったからです。
実際には、転職後も8時間以上の残業も何回かありましたが、一人で仕事を行うことは無いので気持ちの面では前職よりかなり楽でそこまで大変だと感じたことはありません。
結果としては、劇的に残業時間を減らせていますが、世の中と比較すればまだまだ残業時間が多い会社に転職してしまったと少し反省しています。
通勤距離
会社員は毎日通勤しなければならないので、通勤距離はかなり重要です。
1日に10分違うだけでも、年間で40時間もの違いになるのです。
40時間分の通勤手当は燃料代だけです。時間に対しての手当てなどは存在しません。
コストと言うものを考えれば、間違いなく近いことに越した事はありません。
通勤距離の理想
通勤時間は短ければ短いほどいいと考え、出来るだけ近場での求人を探しました。
前職で車で20分程度の通勤時間だったので出来れば同等で考え、遠くても車で40分以内で探しました。
私が住んでいる場所は公共の交通機関があまり整っていないので通勤手段には車が必要なので通勤の条件はかなり重要でした。
冬は雪が降る地域の為、渋滞した際通常20分かかるところが1時間かかることもあるので遠くても40分以内で探していました。
通勤距離の調査方法
求人検索時に地域指定が出来るので、通勤時間をわざわざ調べる必要はありませんでした。
通勤距離が長くなれば、混雑する道や、時間などの調査が必要になります。
通勤距離の反省
転職後も通勤時間が20分程度で、前職よりも混まない道路を通勤しているので通勤時のストレスは無くなり満足しています。
もし今後キャリアチェンジする機会があれば、通勤時間0分を目指したいです。。。
仕事内容
仕事内容は自分の知識や経験がある程度活かせればいいと思い、工場勤務を希望しましたが、特に何がやりたいと言うことはありませんでした。
しかし、前職のようなブラックな仕事は絶対にしたくないと思って求人を探していました。
仕事内容の理想
前職が設計、技術営業で、顧客の一言で仕事が全部引っ繰り返るのがすごく嫌でした。
多種少量生産よりも、ライン生産のような大量生産であれば顧客の一言で仕事が左右されることが少ないと思い、ライン生産をしている会社の生産技術の仕事をやろうと思っていました。
仕事内容の調査方法
仕事内容については、工場見学が出来ない場合はインターネットで会社案内を見たり、関連企業や同業の会社について調べるしかありません。
口コミサイトでも情報を手にすることが出来ますが、具体的なイメージをすることが出来ませんでした。
転職後に知ったのですが、転職エージェントを利用すると高確率で工場見学が出来るので、転職エージェントを利用するべきだったと思います。
反省
私の今の仕事は、設備管理で交代勤務をやりながらライン稼働している機械のメンテナンス業務となっています。
生産技術の仕事は大卒以上の求人がほとんどでしたし、ブラックなイメージが強かったので、設備管理の仕事にしました。
まとめ
転職する前は出来る限り転職先の情報収集をして想像と現実のギャップを小さく出来るようにしましょう。
また、妥協する点、譲れない点はしっかり考え、後悔の無い転職にしなければなりません。
転職で失敗してしまう理由は情報の不足が原因です。しっかり情報収集して転職活動を行いましょう。