『上司が意見が出来ずに仕事がとてもやりにくい』
このように上司が問題で困っている方に、上司と上手く仕事を進める方法を紹介します。
私も上司が周りの意見を全く聞かずに困った経験があります。
上司と上手く一緒に仕事をする方法を身に着けてストレス無く仕事をしていきましょう。
職場にいる嫌な上司への対処法、働きやすい職場への変える方法
これは私が過去に抱えていた悩みを元に経験談を紹介します。
当時抱えていた問題に対して、私一人だけが困っているだけならばスルーすれば良いだけの話なのですが、私の部下も困っているようなのでそのままにしておくのは職場として問題がありました。
上司が職場の中に問題を作り出して、その下のポジションの私が問題解決をしていたら私の部下は何が正しい姿なのか混乱してしまいますよね。
組織の中の私のポジション
私はリーダー補佐として、組織の中の実務をまとめる役割を担っています。
私の上司に、リーダー、マネージャーがいるのですが、リーダーがなかなかの曲者で、マネージャーも手を焼いています。
数ヶ月前より組織変更があり、リーダーが二人在籍している状態になりました。この二人のリーダーが連携をうまく取れていないので、職場の雰囲気がギスギスしています。
このように困った上司に振り回される人は多いです。上司の尻拭いが仕事になると自分の仕事が全く手が付けられません。
【対処法①】少しずつ話し合い、お互いの距離を詰めて少しずつ変化させていく
嫌われる上司の特徴として、自覚が有って嫌われている上司と、自覚が無く嫌われている上司が居ます。
自覚が無く嫌われている上司には、少しずつ意見をぶつけて行く事で解決できるケースが多いです。
意見をぶつける量は、上司の反応を見ながらにしましょう。
自分が嫌われたくない上司の場合、部下が不満を持っていることを伝えると、自分の立場を保身する為に不満を解消しようとしてくれます。
- 上司にやって欲しいことを、部下の前で『上司もやっているんだから君もやりなさい』と伝える
- 上司のいないところで上司を誉める(上司のモチベーションコントロール)
- 直接上司を誉める(上司のモチベーションコントロール)
上司に限ったことでは有りませんが、人を育てるには怒るよりも誉めるほうが効果的です。
怒ったことは一時的にしか効果が出ませんが、誉めた場合は、長期に渡り効果が見込めます。
【対処法②】上司に全員でノーを突きつける
上司も一人の人間です。部下全員からノーといわれれば平然としていられるわけがありません。
部下は上司の言うことを問答無用で聞くべきと考えている上司には効果があります。
具体的にやるべきことをあげます。
- 呼ばれてもすぐ応答せず1回無視する。
- 嫌いな上司に報告しないで仕事を進める。
- 説教されたら全て『ハイ』のみで返答。
- 職場内の仕事の失敗を上司に責任を押し付ける
これだけやれば、上司も嫌われていることに気付き、嫌われていることで仕事が上手く回っていないことに気付きます。
普通の上司ならばこの時点で焦るはずですが、ここまでやっても何も感じない鈍感上司は、更に上のポジションへ相談し、上からアクションを起こしてもらうと。
【対処法③】上司を徹底的に信頼する
難しいことかもしれませんが、効果は絶大です。
人は非難されると反発したり、思惑とは別の行動を取ってしまいます。
しかし、人は褒められたり、信頼されて仕事を任されるとどうすると思いますか?
『褒められたことや、期待に応えようとします』
プラスの言動が、更なるプラスの相乗効果を生み出すのです。
しかし、プラスの相乗効果を生む為にはポイントがあります。
- 褒める言動が自然であること
- 褒める人は、相手の仕事をよく看ること
- 良好な人間関係は、まず自分が相手を信頼すること
- 時間をかけて関係を築いていくこと
人は、環境によって変化します。
良い環境にいれば良い人間になります。
悪い環境にいれば 悪い人間になります。
どう教えるか、どう指導するかよりも環境に左右されやすいのです。
環境をつくるのは、上司だけではありません。
同僚や、部下、職場の全員で職場環境をつくっているのです。
今よりも、良い職場環境をつくりたいと思っているならば、まずはあなたが、職場のメンバーを信頼してみることから始めてみましょう。
まとめ
当たり前ですが、自分を変えられるのは自分だけです。すなわち、相手を変えられるのも相手自身の問題です。
他人が人を直接的に変えることはできません。周囲からどう思われているかに対して自分で気付くことが変わるきっかけになります。
他人を変えるのではなく、他人を変えるきっかけを与えると言う気持ちをもって上司や周囲の人へ接するようにしましょう。