ブラック企業を辞めて楽しく生きましょう

ブラック企業からの脱却支援

ブラック企業で働くリスク【ブラック企業に将来性などありません】

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私の前の会社がブラック企業だったというお話は

以前にさせてもらいましたが、今その会社はどうなっているのか?

気になりませんか?

私も気にはなっていたのですが、なかなか前の職場の人と連絡を取る機会が無く

今まで過ごしていました。

しかし、先日私の直属の後輩とご飯を食べに行く機会があり

後輩からあの会社が今どうなっているか聞くことが出来たので紹介したいと思います。

私が働いていたブラック企業については下記リンク参照です。

https://fa-working.com/%E7%A7%81%E3%81%8C%E5%AE%9F%E9%9A%9B%E5%83%8D%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AE%E5%AE%9F%E6%85%8B/

私が辞めた後で起きた2014年以降の大きな出来事

電通社員自殺

このニュースをきっかけに日本中の企業が

労働体制、コンプライアンスの見直し強化を行いました。

正直に言えばこの事件が起きるまではどんな大手の企業でも

ブラックと言われるような長時間労働をしている風潮がありました。

虚位の残業時間深刻をしてサービス残業をしているビジネスマンが沢山いたのです。

この事件をきっかけに様々な企業が労働時間の実態の調査を行い、

サービス残業をしていることが発覚し、多くの会社で労働体制の見直しが行われました。

過労死と言う言葉が海外でもそのまま遣われるほど日本の過労死は世界でも問題視されています。

しかし過労死が社会問題とされているのは日本だけではありませんが、この話しは

別の機会にまとめたいと思います。

日本国内でも2014年あたりから【働き方改革】を政府で取り組んでいますが

賛否両論が多く、なかなか話しがまとまっていない実情があるようです。

そもそも働き方とは国が決めるものではなく個人が決めるものですが、

日本の終身雇用制度が悪さをしているので国が動かなければならないようです。

世の中に大きな影響を残した電通社員自殺と言う事件は

多少なりとも私の前の会社にも影響を及ぼしたのではないかと思います。

第二工場設立

私の前の会社では、生産設備、部品を作る製造グループと

お客様に納品する製品を生産する生産グループが存在し、

私が在籍していたときは、一つの工場で、製造、生産をしていました。

2015年に第二工場を操業し、製造と生産を完全に別の工場で

稼働することになりました。

しかし、業界の変化に乗り遅れ、第二工場で行っていた生産の仕事は

工場が建って2年もしないうちにほぼ仕事がゼロになったそうです。

設計コンサルタント導入

私は以前の会社で設計業務を担当していたのですが、私が辞めた後も

設計部門の社員が立て続けに辞めてしまった為、設計を出来る社員がいなくなってしまいました。

設計部門を再起する為に外部から設計のコンサルタントを雇って

設計業務のパワーアップを図ったそうです。

設計部門だけでなく、各部門の管理職にも設計の教育を行い

会社全体の設計能力向上を図っているようです。

このように全社的に教育を行うところはさすがと言うべきだと思います。

前の職場を離れて感じることはやはりブラック企業の中で仕事をしているだけあって

前の職場の社員は全員仕事のレベルも意識も高かったと感じるときが多々あります。

しかし、そのことが逆にブラック企業体質が改善出来ない理由にもなっていると思います。

全社員ボーナスカット

大企業でもリーマンショック時はボーナスカットだった会社は珍しくないと思いますが、

リーマンショク時はボーナスを支給していたにも関わらず、リーマンショック以降数年経った今になり

業績が傾いたきたようです。

業績が傾いた理由は沢山あると思いますが、私は第二工場をつくったことが原因ではないかと

思っています。

転職後の労働時間

労働時間は無制限で残業するのが当たり前でした。

ほとんど定時に帰ったことはありませんが

定時に帰ると『何かあったのか?』と聞かれるような会社でした。

私が働いていた当時の感覚では、この会社は絶対かわることが無いだろうと思っていました。

もし変わることがあったのならその時は間違いなく経営が傾いている時だと思います。

しかし今となっては、朝に残業申請が必要になったそうで

申請をしなければ残業禁止とのことです。

実際にこのシステムがどのように運営されているかわかりませんが

下請けでやっている以上はお客様からの電話一本で仕事の内容がガラリと変わることも

当時は珍しくなかったので、今はどうなのか気になるところです。

転職後の給料

当時はみなし残業手当として、残業時間をどれくらいしても40時間分の残業代を支給する

と言う給料体制でした。

残業を多くすれば損しますが、残業をしなくても40時間分の残業代をもらえるという制度でしたが、

40時間を下回ることは一度たりともありませんでしたが、今思うとなかなか面白い制度だったと思います。

みなし残業手当が無くなったのは、間違いなく業績不振が理由でしょうが

会社としては良い傾向にあるのではないかと思います。

今まではただただ莫大な仕事量をこなすだけでしたが、

これからは社員一人一人が本当の意味で考えて仕事をしなければならないのだと思います。

上から言われてやるのではなく、自発的に行動するチャンスだと思いますので

今度の会社の動きにとても興味がわきます。

転職後の業績

売り上げ金額は当時1ヶ月で5000万円程度で、毎日早くても21時ごろまで

全員が仕事をしており、土日もほぼ全員が出勤しているような稼働状況でした。

今の業績として、私の経験を踏まえた予想では良くても月に2000万円と言ったところだと思います。

転職後の社員数

私が辞めた当時でパート含めて40人程度でした。

私が辞めた後も社員、パート含めて何人か辞めていますので

毎年新入社員を採用していたとしても

あまり変わらないか、少し減っている程度だと思います。

まとめ

私が辞めてから数年はまだブラック企業でしたが、

今となっては少しずつホワイトになっているのかな?と感じています。

少なくとも時間外労働の未払いは恐らくなくなったのですから

そこに置いてはホワイトですよね。

私が在籍していたときは、ブラックならではのお客様の要望を柔軟に応えられる

下請け体質がありましたが、そこが少しずつ変わっているように思えるので

今後どのように業績を伸ばしていくのか気になるところです。

しかし、いくらホワイト企業になったとしても私は前の会社を辞めてことは後悔しませんし、

今後戻りたいと思うことは無いと思います。

しかし、ブラック企業といわれるような荒波の中で働くことができたのは

私の中で貴重な財産なので、前の会社には成長していって欲しいという

  • B!